やりがい

最近右足のかかと〜アキレス腱が歩くのもままならない時があるくらい痛く、知人に紹介してもらった医院に予約を入れて、今朝行ってきた。とても丁寧で、全く予想だにしない様々な治療を試してくれて、良くはなったのだが、それ以上にその先生自体が若干変わっていて、あまり知り合いに居ないタイプの方だったが、何故だか信頼が持てる感じで不思議だった。

足を痛めた原因の話の時に、自分は映像の仕事をしていて、最近後ろ歩きでダッシュしたり、かなり長時間の撮影になったりして、結構体に負担があったかもしれないというような話の流れから、その先生は体操を小学生に教えていて、コロナ禍で今年は発表とか、何にも出来なかったからビデオとして残したいと前から思っていて、良かったらやってくれないかと何故か仕事を依頼をされる流れになり、二つ返事で受注し、LINEを交換した。

今年はおみくじに書いてあった「○仕事 今までの努力が周りから認められる絶好の機会」というのを信じて、世の中の状況もあり仕事はかなり縮小して厳しかったが、諦めずに色々やった。その結果僕にとって色々回収できる仕事があり、ああ良かったなぁ、金は全然ないけど。と思っていた時に、全く予想だにしない方向からの、不思議な仕事の依頼に、半笑いで驚きながらも、今なんとなくじんわりと感動している。僕はこういう業界のどういった位置に居るのか、そしてこれからどうなっていくのかとかは全然わからないけど、足が痛くなって病院に行くと、子どもたちの体操のビデオを撮る仕事が貰えるので、きっと大丈夫だと思った。実は「○仕事 今までの努力が周りから認められる絶好の機会」っていうのはこれなのかもしれない。今までのどのビデオより、良いものにしたい。