かつ丼

今日は朝から保育園に行く直前の娘がカラーボールを大量にぶちまけたり、書類作成が思うように捗らなかったり、やっと出来た保育園の申し込み書類を役所に持っていくと、受付が混んでいて、待っていると後の打ち合わせに間に合わなくなるので完全な無駄足になったりしながら、イライラに任せて立ち漕ぎで駅に着くと、朝食べた昨日の残りのそばしか食べていないから腹が減りイライラしている事に気付く。というかそういう事にでもしないとやっていられないと思い、時間は無いがラーメンでも食べようとなかなかうまい家系ラーメン屋に行くと券売機に3人、中は、詰めてくださーい!という店員の声。これはなかなかラーメンが出てこないだけでなく、このご時世少し気が引ける。仕方なしとその近くの地下にある坦々麺でスカッとするかと階段を降りると、店内は空いているが、券売機の前に女性が2人。ドア越しなので何を言っているかわからないが、えー!どれにするー?色々あるねー?これ辛いのかなー?と3年くらいかかりそうだったのでため息をついて地上へと戻る。そうこうしていると乗りたい電車まであと15分。もうこうなってくると駅中の箱根そばしかない。朝もそばだったので(今思えば昨日の夜もそばだ)妥協も妥協だが、空腹にイライラしながらする打ち合わせは辛すぎるというか意味を成さないので、仕方あるまいと券売機の前に立つと飛び込んでくるかつ丼三元豚使用)の文字。と同時に先日見た孤独のグルメかつ丼の会の五郎の声が蘇る。これだ!とボタンを押そうとすると横にはカツカレー(三元豚使用)の文字。三元豚ってよく見るけどなんなんだ…と思いながら昨日の昼間カレーだった事を無事思い出し、かつ丼をプッシュ。颯爽と券を渡すと「少々お時間頂きまーす!」の声。しまった…こだわりが裏目に出ている…!しかし仕方ないので席で大人しく待っていると、あぁやっぱ朝もそばだったけどあの、そばの汁を啜るのも良かったなぁと待ち時間も相まって微妙な後悔が押し寄せようとした時、思ってた半分くらいのタイムで121番の番号がコールされ、はやる気持ちを抑え受け取りに行くとそこには610円という立ち食いそばとしては高額すぎる値段に相応しい立派なかつ丼と、その横にはなんと明らかにそばの汁の色をしている吸い物、そして家系ラーメンで食べ放題出来る緑の漬物が…脳内で井之頭五郎の独白風に味の感想を呟きながら流れるように完食、退店し、無事電車にも乗車。くだらねーなーと思いながら息抜きにブログにしたため、次の次の赤坂で降りて打ち合わせしてきます。