クリスタルタンメン

今月のRICEという雑誌がラーメン特集で、なんでライスなのにラーメンやねんと思いつつ購入し、トイレで読んだりしている。その中で佐内正史さんと、伊賀大介さんが、話をしている記事があり、西荻窪のはつねというラーメン屋が気になったのでさっき行ってきて、今近くのモスバーガーでこの文章を書いている。

その記事の中で、佐内さんと伊賀さんとアシスタント的な人ではつねにラーメンを食べに行き、店を出て伊賀さんが一言「クリスタルタンメン」と言ったと書いてあった。その表現が気になったので行った。

まず昨日は味噌まさし君の誕生日会を下北沢の光の森という座れる立ち飲み屋さんでやってたので行った。その前にガードアイランドスタジオというところでバンドの練習をした。今週末のアコースティックセットのライブに向けての練習だったのだが、全く手応えが無かった。けどまぁ良いかという事になって、みんなで飲みに行った。ちょっと一杯というつもりだったが、結局ガンガン豆乳ハイを呑んで、その後カラオケにまで行ってしまい、帰ってきたのは5時前だった。でも結構ちゃんと帰ってきたので、そこまで妻に怒られる事はなかったが、臨月なのでもう酔っ払わないでくれと言われて、納得してわかりましたと言った。

光の森の高橋さんは独特の雰囲気があって、好感を持っている。光の森のインスタグラムで書かれている、家を「本部」と言ったり、たぶん他にスタッフなど居ないのにスタッフが書いた体でストーリーを書いてたり、遊びに行くことを店舗外研修と言っていたりしてるのが、すごく面白いな思って、真似しようかなと思っている。

カラオケでは最後に浅草キッドを歌った気がする。とてもいい曲でカラオケでよく歌うが、一時期よく聴きすぎたせいで、ちょっと最近は飽きている部分もある。でもすごくいい曲過ぎて、カラオケで熱唱すると、いい曲過ぎてちょっと面白い感じになってしまう感じが気に入っている。光の森で飲んだヨーグルトハイが美味しかった。濃すぎなくて。

今日起きた時は二日酔いが少しあって、口の中と胃の中が気持ち悪い感じがしたが、歯磨きをして、水を飲んだらすごく良くなった。歯磨きはすごい。汁をすすりたい気持ちに駆られ、うどんでも作ろうと思ったが、冷蔵庫を開けるとうどんが一玉しかなかったので、中途半端だなと思い、やめて、トイレに入って、RICEを開いた時に、そうだ、西荻窪のはつねに行こうと思い、行くことにした。妻に西荻窪に、タンメンを食いに行こうと言ったら、行くと言ったので、正式に行くことになった。

風呂に入り、着替えて、出かける準備をした。なるべくタンメンっぽい格好をしようと思い、母親から貰った「BAKEMONO」と書いてある水色のTシャツを着て、その上にパタゴニアの水色のジャンパーを着た。この服、タンメンっぽくないか?と何度も言っていたら、しょうもないことを何度も言うなと言われ、納得して、回数を減らした。

最初タンメンっぽいと思って履いたDIGAWELのデニムを、出かける直前にUMBROのジャージに履き替えたのだが、タンメンを半分くらいまで食べた頃、噛む度にその噛んだ野菜の味がめちゃくちゃしてくる時に、ジャージに履き替えて良かったなと思った。

西荻窪には電車で行った。地下鉄とJRを乗り継いで、変な行き方で行った。ラーメン屋のはつねは西荻窪の駅から近く、すぐに見つかった。家を出て、最寄りの駅まで向かっている途中、横断歩道で信号を待っていると、前に立っていた女性が短いスカートを穿いて、生足をガンガン出していて、思わず目がいったが、感想はクソ寒そう。になっていて、歳を取ってきたなと思った。小学生の頃、真冬でもTシャツにトレーナーくらいで登校していて、コートとかが何のためにあるのか謎だと思っていたけど、今はその感覚が謎である。

はつねは普段めちゃくちゃ並んでいるらしいのだが、16時前という絶妙にラーメン屋が空いている時間に行ったら運良く待たずに中に入れた。カウンター6席、飛び石で空席になったので離れて食べても良いやと思ったのだが、気を遣ってくれ、席が空いた時に並んで座らせてくれた。

小さい水のコップ、堀之内の草むらから贈られたであろうカレンダー、手書きのNO SMORKING。

隣でおばあちゃんがゆっくりとタンメンを食べていて、フリースの下から覗くターコイズブルーのセーターが素敵だった。僕は一旦タンメンを頼んだあと、ほんの少し後に大盛りにしてくださいと言った。通常のタンメンは白い丼で、大盛りは水色のフチがついた丼で、今日水色の服を着た理由が分かった。そして店を出た後、佐内さんと伊賀さんが泣いてしまった理由も店を出た時に分かった。次はラーメンを食べに行ってみようと思う。モスバーガーではビートルズが流れ続けている。