習慣への憧れと軽蔑

僕にはことごとく習慣というものがない。

朝起きる時間もまちまちだし、起き抜けに水を飲むときもあればお茶を沸かすときもあるし、いきなり歯磨きをする時もあれば、出かける前に磨くときもある。朝シャワーを浴びるときもあれば、寝る前に湯船に浸かることもある。朝食はまぁあまり食べないけど、起きてすぐパンを買いに行くことだって稀にある。

飲食店でもいわゆる「常連」になったことがない。昔から行っている居酒屋とかはあるが、別に店員と顔見知りになるわけでもなく、決まった頻度で行くわけでもなく、特別好きでもなかったりもする。洋服屋で店員さんに話しかけられてもろくに話が続かないので、あ、どうもどうも。なんてことにはならない。(このブログに書くことも、文体も、めちゃくちゃバラバラでひどいなとも思う)

だから習慣があったり、「いつもの」みたいなのがある人は羨ましいと思う。と同時によくそんなこと出来るな、とも思う。なんとなく気分で決めてしまう僕にとっては、朝起きたらまずこれをするんです。とか、木曜日はどこぞのバーでマスターとバーボンをかたむけるんです。とか、行きつけの洋服屋さんで新作を一緒に吟味するんです。みたいなルーティーンは、とてもとても大変な事だとも思ってしまう。

でも、そういう人って大抵ちゃんとしてるし、仕事も出来たりして、お金も沢山稼いでいたりするような気もするけど、僕はまぁ僕なりにやるしかないなと思いながらも、最近は金宮焼酎を伊藤園のそば茶で割ったそば茶割を愛飲し始めていて、それもそれでちょっとワクワクしたりするのです。


向井秀徳 チューハイを語る - YouTube