春らんまん

なんとなく、暖かくなって、あーヤバイなーという気持ちの中、夕方窓を開け放った部屋で、電気毛布の上で昼寝をしてしまった時、なんだか妙にリアルな夢を見て、ハッとして起きた時、ドアをトントンと叩く音がしばらくしたような気がして、何故か怖くなって出なかったけど、それはまだ夢の中の事だったように今は思える。

その出来事自体と、その記憶の中の開けた窓の外の薄暗い昼光とまだ冷たいと感じる大気が春だったような気がして、ヤバイな。と今また思っています。

インターネットっぽいグラフィックや、ウィスパーボイスのガールズラップ、勢いのあるアイドルや、シュールなレディメイドアート。コンパクトフィルムカメラで切り取ったスナップ写真。元々僕が選択して流れる事を選択したタイムラインに流れてくる情報、別に見たく無ければ見なくたって良いんだけど、何が起きているのか本当にわからなくなってしまう気がして、いや、本当はそんなかっこいい理由じゃなくてただなんとなく惰性で、中毒で見ているだけだと思うけど、そんな中で流れてくるそういった類の、文化的嗜好物に対して、確かに僕の好きなジャンルのものであるハズなのになんとなく嫌悪っぽい感じを抱いてしまう感じ。これはたぶん老いとまではいかないけど、なんかなんでも俗っぽいとか言ってしまうつまらんおっさんへの前兆のような気もするし、尊敬feat. 嫉妬なのかもしれないし、単純に本当にありふれていてつまんなくなっているのかもしれないし、じゃあ何が面白いのかってなるとわからないので過去のメールを見返していると、去年の夏ぐらいのスピっていて絶好調っぽい雰囲気を出しまくっていた自分のメールとかを見てしまって、グッとなってしまった。

そういう時の僕のメールは返信が早いし長い。あとやたら社会人ぽい礼儀っぽい文章になっていて、絵に書いたように「意識が高い」感じが出ている。実際本当に全て奇跡的!導かれた素晴らしい結果!みたいに思ってた。それはそれで全然良いことだし、常にそうあれる事が出来たらどんなにいい事だろうと思うけど、宗教にでも入らないと無理そうだし、良い時もあれば、悪い時もあるし、良いと思う時もあれば、悪いと思う時もあるし、それで良いのだとも思う。

要するにメールだってメッセージだってラインだってDMだって即刻速攻思ったままその場で返さないと忘れるので絶対に返すこと。という自分へのメッセージです。すぐ返信します。

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