こっち側の人間とあっち側の人間

僕は文化的なものが好きです。というかまぁ主に音楽とか服なんですけど

映画や芝居とかは弱いけど、それに伴った音楽とか服とかもあるわけで

まぁそういった意味でざっくりと文化。

世間ではサブカルクソ野郎とか言われるかもしれないですけど

そこまでサブカルチャ〜な嗜好もないしそこまで広い知識もない。

とか言っても尺度は人によって随分違うので

「ネットで音楽落としてDJとかもやってます」とか言おうもうんなら

「出〜!出〜!」とか言われる場合もあると思いますのでまぁどっちでもいいです。

 

割と小さいころからギターやってみたり、ベタに同級生とバンド組んでみたり、

普通に高校の進路相談の時には「バイトしながらバンドとかやります〜♪」

と言いながら俺はロックスターになるしかないなとか思いながら、

結果的に洋服を作る学校とか行きつつ、それでもやっぱり何かを作るような仕事というか、

仕事と意識せずともそういう事をメインに行なっていく人生になるんだろうなと

それこそ意識せずに完全にそういう生き方をしていました。

俺もあっち側に行くんだと。

 

そしてなんとなく大学を出て3年ほど働いて今、様々なメディアなどで

同世代(もはや下の世代)の文化的な(冒頭のあやふやな定義です)活躍を見て

「やっぱりあっち側の人間のやることは違うよな」

みたいな事をごく自然に思ってしまった。自然に。

 

まぁどういうとこを中心にと相対的にものを見るかで見え方は違うとは思うんですけど

どこか自分は違うみたいな事って、誰しも思うかはわかんないですけど

ちょっとした変わり者から一歩出たところ。

みたいなところを少し自分でも信じてたんですが

割とすっぽりと社会にハマってみると、無駄な器用さが身について

普通にしっかりものキャラと捉えられたりして

結構ヒュッとなりました。先週くらいに。

アレ?なんか普通の感じで延命できるのでは?と。

 

で、何がこっち側で何があっち側なのよっていう話ですが、

何もブラウン管の向こうとか、ブラウザの向こうとか、ラジオの電波の向こうとか

そういった事でもなく、自分のやる事を声を大にして言える覚悟っていうか

それがなんでもいいし、どこだとか、届くのかとか、かっこいいのかとかに関わらず。

アイドルでもデザイナーでも蕎麦屋でも現代美術家でも医者でも。

 

そんな事言わないでもわかってるよ!とか

言わないで良いのにと今も早速思ってますが

頭が悪いので覚書としてまとめました。まとまってないけど。

表現で能書きを凌駕できるのが本当は一番良いんですけど。

そんなの出来てたらこんな事思うまでもないですね。

アサヒスーパードライを飲みながら

楽しくやろうイナザワ君。