狭山市立博物館でやっている展示に行ってきました。こちら。
http://www.city.sayama.saitama.jp/manabu/museum/kikakuten/johnson.html
やけさわなどでも軽くアナウンスしておりますが私の住む狭山には、
ジョンソン基地というアメリカ軍基地がありました。
今は自衛隊の入間基地になっとる訳なんですけど、
当時その周辺にはその家族が暮らす
アメリカ式の住居、通称ハウスがボッコボコ建っておりまして、
自衛隊の入間基地になりましたらみんな徐々に居なくなるわけででして
空き家もったいなくね?という事で日本人にも貸し出しまして、
バカ広い平屋に庭、総タイルの激渋ユニットバスという事もありまして
一部変な人たちに支持され、アメリカ村と呼ばれる独特の地域になったと。
その中で細野晴臣氏はホソノハウスとか録っちゃたりしちゃいまして、
現代のベッドルームミュージックなどとは訳の違う、
ビッグピンクよろしくな(ザバンドは実際レコスタだったらしいけど)
完全自宅レコーディングなどやってのけてしまうわけなんですね。
↓そこらへんの写真は展示もしてあるけどこの写真集にすごい載ってる最近増刷されたっぽくてマストバイ
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まぁそう色んな人が居たわけですが
そう良い時代は続かずに普通の人が入ってきたりしまして、
現在では耐久性の問題や都市開発のアレで
アメリカ村は駐車場やら郊外によくある一戸建てが乱立しております。ウー。
というわけで全盛期から40年余り経った2012年に
狭山市立博物館はハウスに関する展覧会を行っております。
近所にある実際のハウスも2棟開放されてまして
※写真はクリックすると拡大します。
こんなとこの中に入ったり出たり出来ます。
久しぶりに埃を被ったデジタル一眼を出しまして
バシバシレポっちゃうぞ~と思ったんですが
館内の展示は当たり前ですけど撮っちゃダメと言うことで
皆さん行きましょう。
はい。
そしてうちに遊びに来て下さい。
私の住む家もアメリカンハウスなんですけど
なんか偉い将校的な人が住んでたらしく、ハウスなのに2階建てで
基地の騒音緩和のため防音の工事などでサッシや壁など取り替えた関係で
割と普通の家感は強いですがまぁ色々おかしいので来ましょう。
あとあまり大きな声で言えないんですけど
WORKSHOP MU!の一員だった奥村靫正さんが前に住んでいた家なので
70年代の習作や、仕事の残骸、ラフスケッチなどが
ごっそり押し入れに入ってます。
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3年くらい前に見つけたので40年近く押し入れに入ってた物です。
グラフィックデザイナーの人とかが見たら
気絶すると思いますので見付かって没収される前に見に来たら良いと思います。
そんな感じです。みんなもハウス買おうぜ!ビシッ!
はい。