今、こんな気持ちになっているのはなんのせいだろう。明日までの仕事のせいだとしたら、それはただやれば良いのだから何の問題も無い。でもこういう気持ちになるっていう事は意外に大事かもしれない。
豊田道倫さんのツイートで知った曲。今月に入ってもう100回くらい聴いている。サビの前に一節多く入ってる感じ、メロディ、珍しい韻。まだ飽きない。
良いお店でご飯を食べたいとか、思わない事もないけど、混んでいたり、予約しなくちゃいけないのであれば、行ったことのある、空いていて、そこそこ美味しいところで落ち着けるのであれば、全然構わなかったりする。趣味ではなく、生活であるっていう感覚かもしれない。でもちょっと趣味っぽくある時もしたほうが良い気もする。チャレンジとして。成功する時の喜び目当てで。
そういう感覚は他にもあって、音楽はやっぱりライブでしょ、という訳でもあんまり無いとも思っている。自分で自分の事をそこまで運が良いと思って…いないこともないけど、想像力で増幅するような事の方が好きなのかもしれない。
でも、行くべきところには行きたいと思う。ふっと行ってお出かけに成功するっていう体験を久々にしたいなと最近思う。喜び目当てで。
GOOD DAY / 舐達麻(prod.GREEN ASSASSIN DOLLAR)
さっき知ったので深くは知らないけど、良い。
人に何かを勧めるのは勇気の要る事だと思う。最近腰をやってしまい、ここしばらく本当に辛かったのだが、少しずつ回復には向かっている。今まで整体院などそういう類の所に一度も行ったことがなかったのだが、あまりに辛いので適当に近所の整体を予約し何日か通ったが全く効果がなかった。そして行くのを辞めた。その話をしたほぼ全員から、おすすめの整体院を教わった。僕はその人達全員に深く感謝しながら、どこにも行くことなく2日間、立ち仕事をやめ、家で安静めにして、妻がくれたロキソプロフェン湿布を貼っていたらどんどん良くなった。
人はみんなそれぞれ違うけど、みんなそれぞれの尺度で判断した事を人に伝えたり、逆に求めたりする。違うのに。みんな違うんだと諦めて個々に生きる事が正しいのであれば、それは間違いになるけど、そうやって求めあって伝え合って、その中でたまに生まれる共感が喜びに繋がって、人生は豊かになる。人生を豊かにするには少し勇気が要るようである。
又吉直樹さんの「火花」という小説を読んだ。めっちゃくちゃ売れたしブックオフに安くあるだろうと思ったら、実際にあった。意外に短くてサクッと読めたし面白かった。ずっといい話をしている漫才があったら、面白いんじゃないか、というような話があって、確かにそうかもなと思った。
これはコントだし笑いどころも全然あるけど、なんか結末がちょっとホワッとする感じがそれに近いなと思った。けど仕事うんぬんより、人間関係うまくやるほうが正義、みたいな結果は、「ウッとなってしまう人、要るよね…ましてや禁煙時代の喫煙所のコミュニケーション…」と頭に過ぎってしまいコンプライアンシーな自分に自分でウッとなる。でも構造として、コントの結果がホワッとするというのがすごく面白いと思う。
結局良いと思われるかもしれないし、悪いと思われるかもしれない。ただそれだけだし、出来るだけ想像したり、覚悟してやるしかないと、また結局当たり前の結論に達するけど、それでいいと思う。陸上競技の選手がいくら沢山走っても、最後には家に帰って寝るわけだから。違うか。
